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日 時 |
小間 「龍華庵」(茶の湯サロン5,)
鞘の間を挟んで広間と向かい合わせに、四畳半の小間が添う。
多くの方に使っていただくには、普遍性を持った形が望ましいとの思いと、さまざまな催しに対応できる続きの間としての性格から、四畳半とした。
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2007/11/17 05:47 |
広間と桐板(茶の湯サロン4,)
茶室だけで茶の湯はできない。
点前だけで茶事が成り立たないのと同じである。そのように露地は茶の湯へのタイムトンネルみたいなもので、露地がない茶室は”本格的な茶事には使えない”、といっていい。
階段を上がると鞘の間が中央を走り、上階の空間を2分する。
向かって右側が広間、左手が小間となる。
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2007/11/16 06:39 |
露地と蹲踞(茶の湯サロン3,)
腰掛け廻りを見る。
亭主は席中の用意が調うと客を出迎え、ここで初めて主客は顔を合わせる。
が言葉は交わさない。互いに黙礼を交わすのみである。
これを「迎え付け(むかえつけ)」と呼ぶ。
亭主の黙礼は、「これよりどうぞお入り下さい」というもので、客はこれを受けて茶室へと向かう。この茶室までの間が、「露地(ろじ)」と呼ばれるものである。
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2007/11/13 02:46 |
露地のいりぐち(茶の湯サロン2,)
左座さんが催す「常楽会」、という茶の湯の集まりがある。
”茶の湯サロン”を、といったのも、その裏付けがあってのことだろう。
彼はその名を取って、このサロン全体を”常楽苑”と冠した。茶の湯だけに限らず、さまざまな日本文化の発信基地となる空間を、という希望を通し、彼の思想信条に沿うあり方を求めた。
すでに左座さんの試みに賛同してくれる方も現れたと聞く。
まさに”苑”と呼ぶに相応しい環境に整った。
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2007/11/10 06:09 |
茶の湯サロン完成
最初に話を頂いたのが、2005年秋のことだった。
基本設計を書いて東京駅で渡したのが、その年の押し迫った12月。
年が明けてからはS氏自邸の基本設計、同じく彼の自邸の茶室。実施図作成。
続いて今回の実施設計から工事へと、集中して長い期間かかわってきた。
その間、設計や工事に至る紆余曲折など、逸話に絶えない滑り出しだった。
それでも、互いに意思を後退させることはなかった。
S邸”茶の湯サロン”いよいよ完成である。
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2007/11/03 11:31 |
竣工式に招かれて
先日、晴れて完成した左座園の竣工式にお招きいただき、行ってきました。
1階の店舗は陳列棚が増設され、それまで所狭しと並べられていたお店の商品も、すっきりと並び替えられました。同じ坪数でありながら以前よりも広く感じられるようです。
また、店内の壁のしっとりとした色味のおかげで、とても落ち着いた雰囲気です。
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2007/10/06 15:08 |
紙の継ぎ目
やっと完成が見えてきた、茶の湯サロン。
現場の葛藤7ヶ月、携わった全ての手が、実を結ぼうとしている。
S君は早くも開店のことで、頭がいっぱいのよう。
いよいよ夢の舞台が出来上がる。
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2007/09/11 16:01 |
下地窓
「これはダメだ・・・・・・」
玄関の下地窓を見た途端、思わず呟いてしまった。
しまった・・・、隣りに宮本さんがいるのを忘れ、つい口を滑らせた。
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2007/08/23 15:20 |
受け継ぐもの
改めて紹介しよう。
S君こと、左座喜男さんだ。
完成前に紹介して迷惑をかけてはいけないと思い、敢えてS君としたが、彼もこのブログの愛読者で、近親者に紹介もしているらしい。そうならば却って匿名では失礼かと思い、昨日伺いを立てた。
彼とはもう15年ぐらいの付き合いになるが、茶道具屋として立派な独り立ちをされたように思う。受けた恩を忘れず一途に勉める真摯な姿勢が、自然と周りから引き立てられる何よりの原因だろう。
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2007/07/30 15:35 |
茶室回り造作
樋口さんがいよいよ2階の造作に掛かりだした。
寡黙な仕事の姿勢は、終始変わらない。
S君も心配げに見守っている。
実は、大分工程から遅れているのである。
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2007/07/14 09:15 |
「心意気在中」
S邸、着々と進行中である。
店舗小上がりとあわせて、玄関へと仕事は進む。
樋口さんが下地窓を編みはじめた。
壁の下地となる部分を、そのまま現していることから通称”下地窓”と呼んでいるが、壁を塗り残すことから、別名”塗り残し窓”とも呼ばれている。
通例の下地窓は、中から障子を建てるため、部屋内から窓の下地は見えない。
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2007/06/30 05:17 |
ひかりつけ
S邸茶の湯サロン、久しぶりに進捗報告を。
いよいよ現場が動き出した。
町中の商店街という立地条件のため、工事に難航を極める。
作業車が停められない、資材の搬出入問題、作業場が取れない、などなど。
当初から想定していたものの、いざとなると思ったより手間が掛かる。
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2007/06/14 16:57 |
現場の船出
S邸の続き。
改修工事は店の運営に従って期間が決められることが多い。正月明けから新茶が出回る時期までを工事期間とし、新茶売り出しと共に新装開店としたい。
S君の中ではそう決めていたようだ。
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2007/05/25 09:00 |
「取り合わせ」
S邸、材料選定の続きである。
広間の床柱を”杉磨絞り丸太”とした。
設計で取り合わせたことだが、材料選定の初日、ひと目見て決めた。
少し派手な印象を受ける丸太だが、そこは天然物。 柔らかな落ち着きがある。
絞り丸太は面つけが難しい。しかもそこに床框が取り付くので、絞りの具合を見ながら慎重に場所と高さを決めてゆく。
恐らく宮本さん自慢の1本だったのだろう。
絞りに床框をひかりつける大変さも話したが、それでもこの柱に決めた。
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2007/05/11 01:13 |
材料の「見立て」
S邸。契約が整うとすぐに材料調達に入る。山口邸と違って数寄屋ともなると集める材料も細かい。宮本さんが慎重に集めてくれた。
地元の材料を中心に集めて貰って構わない、と事前に伝えていたが、木目がどうしても粗くなるとの理由から、宮本さんの判断で吉野杉を揃えていただいた。
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2007/05/07 17:43 |
上り框と露地
S邸、1階は店とバックヤード。それに2階への玄関を設けている。
代替わりで店を引継ぐことから、今までの顧客との違和感ないコミュニケーションがとれるよう、改装前と大きな変化はつけていない。
こだわったのが小上がりだった。
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2007/04/21 00:28 |
信念と茶室
『茶の湯サロン S邸』 紹介にあたって、まずは計画について述べよう。
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2007/04/19 18:15 |
茶の湯サロンを
いま福岡通いが続いている。
茶道具商を営む友人の店の改装である。
1階が店舗、2階に茶室、3階では料理教室を開くことになっている。
ご両親が建てられた建物で、彼もこの店で育った。(写真、改装前)
彼は高校卒業後、お父さんの跡を継ぐべく将来の修行を念頭に、京都の大学に入学。
その傍らお茶を習うため大徳寺のある塔頭に、そこで私と知り合った。
私は仕事をしていたが、彼とはウマがあった。
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2007/04/09 10:33 |