テーマ:東京S邸

東京S邸竣工ーまとめ

引き渡してから2ヶ月近くになる。 先ほどもSさんから電話を頂き、改めてお宅に招かれた。 今日は桜花の後の剪定で、庭師の加藤孝志もS邸にいる。 監督の大山 聡にも、お父さんから度々電話があるようだ。                    <2階寝室> 南東の突端に寝室がある。 内部は10畳の広さに、屋根なりに勾配を…
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東京S邸竣工ー5

若夫婦の玄関から2階に上がる。 吹抜の階段を上がると、下階の庭を見下ろす大きな窓を望む。 ガラスに囲まれた階段は、迫る隣家を感じさせないほど明るい。 階段段板の赤松と手摺りに使った杉の感触が、触れるほどに柔らかい。                  <2階への階段> ボーダータイルの側壁を曲がると、若夫婦のリビング…
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東京S邸竣工ー4

細目格子の戸を開けると、両親の玄関になる。 和を望まれたことから、少々数寄屋の味付けをして導入路とした。 正面を大きく開き、戸を開けた途端、敷地いっぱいの奥行きが飛び込む。 閉じたアプローチと一転して空間が広がる。                 <両親玄関から庭を見る> 天井は化粧屋根裏、杉小丸太を配って木舞を渡…
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東京S邸竣工ー3

玄関から廊下を挟み、その奥が、客間兼用の家族室となる。 廊下は両親の住まいに通じ、家族互いが自由に使うことができる。 家族同士がふれあう季節の行事や食事会、それぞれの友人知人を集めた催しも可能だ。家の中のパブリックなスペースとなる。                   <家族室外観> 全体がL字型の平面に、この部分が…
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東京S邸竣工ー2

桜も五分咲きとなり、あっという間に4月になった。 引き続き紹介していこう。 塀に沿ってアプローチを東側に、路地状に設けた。 二世帯の住まいへの導入路となる。                  <アプローチを見る> 周辺が準防火地域とあって、隣地境界から3mは法規上延焼ラインが掛かる。いわばその部分に木を現すことがで…
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東京S邸竣工ー1

東京S邸が竣工した。 当初、昨年末の工期で始めた工事だが、やはり仕事が難しかったか。 最後まで大工が残り、建具、設備らの職人には竣工直前まで迷惑を掛けた。 それでもSさんには大いに喜んでもらい、名残を惜しみつつ引き渡してきた。                     <東京S邸> 「木の家が欲しい」といって飛び込ん…
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八戸大工の仕事

東京S邸もいよいよ完成に向けて大詰めとなった。 大工仕事もほぼ終わり、最終工程へと一層の拍車が掛かる。 次第に全貌が現れ、我ながらひと段落つけたようだ。                     <S邸外観> この仕事、実は東京の職人のものではない。 「木の家T邸」を施工した、八戸の大山さんが請けてくれたものだ。 …
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東京S邸平面計画(2)

高さのある扉を開け、若夫婦の玄関に入る。 襖向こうには、半間幅の廊下を挟んで家族室が繋がる。 廊下は両親の玄関とも繋がり、家族室は両家族が自由に使える位置にある。                   <2階平面図> 玄関を入ると、折階段が2階へと結ぶ。 存在感もった壁を設けて上階との繋がりを意識させ、そこに木の階段が取…
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東京S邸平面計画(1)

東西を住宅地に挟まれ、北側には低層のマンションが建つ。 敷地南西には桜の大樹が2本あり、南には6mの道路が取り付く。 地盤は道路より50㎝ほど上がり、そのまま周囲の土地と平坦に繋がる。 桜を活かしたいことからも、東側のアプローチが自然と固まった。                   <1階平面> 準防火の指定がかか…
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計画段階の本質

「う~ん」。どうも気に入らないらしい。 今では、図面を見せたときの反応で相手の可否が分かる。 こちらも動ぜず、ひと呼吸おきながら、感じたことを伺っていく。 具体的な形を前にすると、気付いたことが初めて言葉になる。  ・話し声が筒抜けに聞こえると、子供が迷惑を掛けるだろう。  ・吹抜を回ることで動線が長くなり、デメリ…
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S邸基本計画

工事も順調に進み、いよいよ造作工事に入った。 家の骨格が形になるに従い、ご家族はもちろんのこと、工事関係者も期待にときめきを覚える。骨格では実感できなかった進捗も、この頃になると日を追って姿が形に現れる。 野球でいう6回ウラ、といった頃だろうか。 話を遡り、基本設計の過程を通して、この家の主旨に触れよう。        …
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東京S邸について

東京で住宅の現場が始まった。 ホームページから訪ねてくれた方で、是非とも木の家を建てたいという。 若々しい30代のご夫妻である。                    <建て方の風景> 初めて訪ねてこられたのが一昨年の春のこと、電話の問い合わせに概略をお話した直後だった。まだ若いご夫妻ながら言葉使いも丁寧で、何より自…
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