先週末、東北を回ってきた。
むろん仕事でだが、桜は仙台が終わり、弘前が開花直前といったところ。
身体をむしばむ帯状疱疹はかなりしつこく、まだ痛みが去らない。
今ひとつ気分が優れないのは仕方ないことか。
<材料選定>
千葉で、とある別邸の工事が始まる。
1千坪の敷地に、池を…
帯状疱疹が治らない。
患部は快復しつつあるのだが、痛みが一向に去らずに困っている。
四六時中とあって、ただでさえ衰えている集中力が全く働かない。
いつまでこの痛みは続くのだろうか。
<試作の行灯と反中さん>
行灯の試作ができたと聞いて見に行った。
千葉の現場が始まるので京都に北山丸…
前回の出張中、帯状疱疹にかかってしまった。
数日前から痛みがあり、気づけば背から腹まで紅く大きな疱疹が広がっていた。
刺すような痛みが暫く続き、とても仕事どころではない。
と、2~3日怠けて漸く仕事に復帰した。
<親通切子格子>
建具を纏めるため、格子から書き出した。
これまで…
各地で満開の便りが聞かれる中、伊勢の桜はまだちらほら。
早や3月も月末を迎え、慌ただしく毎日が過ぎていく。
実施設計に基づく工事契約が今月2件決まり、もっぱら材料調達の打ち合わせに割かれている。工事を見据え、静かな緊張に包まれるときだ。
<工事中 中庭外観>
外観が現れてきたこともあ…
やっと福岡から戻ってきた。
2日の授賞式に続いて6日の発表会、7日の記念講演と、晴れがましい舞台でさまざまな人の祝福を受け、中には遠方から駆けつけてくれた方もいて嬉しかった。
改めて御礼を申し上げたい。
<道路から表門を見る>
このところ急に春めいてきて、桜の開花も間近に迫ってきた。
…
月初めにインフルエンザに掛かり、今月は久し振りに仕事を休んでしまった。
やっと完治し、長引く越年の腰痛もかなり回復してきた。
先日の受賞では恩師中村先生をはじめ、多数の方から御祝の言葉を戴いた。
ここに改めて御礼を申し上げ、これからの励みとしたい。
<試作の行灯火袋>
おかげ横丁…
年が明け、早くもひと月が過ぎてしまいました。
厳しい寒さが続きますが、所々で春めくものも感じられるようになってきました。
皆さまは如何お過ごしでしょうか。
<料亭 嵯峨野 外観>
さて、このたび福岡で携わらせていただきました料亭嵯峨野が、第25回福岡県美しいまちづくり建築賞において大…
漸く千葉の実施設計が終わり、今日はこれから見積り合わせの現場説明に行く。
この間、プロジェクトの提案や構想の打ち合わせが続き、明日からは待たせていた住宅の計画に取り掛かる。
明後日からは東北周り、正月明けも束の間、慌ただしく追われている。
<四阿外観>
以前紹介した四阿(あずまや…
正月明け早々、また腰を痛めてしまった。
年末年始、畳の生活が続いたのが原因だろう。
日本建築を志す人間としては、些か恥ずかしい。
やっとこの数日復調しつつあるが、この腰とは長い付き合いになるかも知れない。
<アプローチから建物遠景を望む>
絵は、今年中に設計を纏めねばならない茅葺きの家であ…
今日から静かに始動しようと机に向かった。
昨夜の痛飲も漸く抜け、清々しく新年を迎えた。
今年もさまざまなプロジェクトが控えており、昨年の課題も克服せねばならない。
筆硯も新たに望もうと思う。
<上棟曳き綱の儀>
おかげ横丁北口棟も、昨年暮れに上棟を迎えた。
槌音高く現場に響くなか…
ようやく今朝方、千葉の実施設計にめどがついた。
考えたように納まりがつき、まずは一段落といったところか。
年明けに設備に出して纏めとなるが、先が見えたとあって安堵している。
師走も残すこと数日、今年もこれで暮れる。
<四畳半前の土縁に飛石を打つ>
青森の料亭も最終工程に入り、今年最後の現場を…
千葉のとある別邸の実施設計に掛かっている。
漸く全体の矩計りを決め、外観内観とも意匠が固まってきた。
日本の良き形を数寄屋に求め、流れる屋根の佇まいを核に纏めてみた。
これで施主の諒承を得られれば、本格的に作図に掛かる。
<建て方開始>
おかげ横丁北口棟も、いよいよ建て方が始…
いま弘前から帰る列車の中にいる。
今朝、青森からの移動は小雨だったが、昼前から雪に変わった。
垂れ込めた曇空を、風が音を立てて吹き抜けていく。
今日は前回紹介した住宅の地鎮祭で、ご家族を囲んだ厳かな式だった。
<茶室4畳半の天井>
青森の料亭も終盤を迎え、現場も殺気立ってきた。大…
すでに11月も中旬に差し掛かり、庭のハナミズキも紅くなった。
秋の季節は一瞬で、急流を下るように姿を変えていく。
先日の八甲田も紅葉は見頃を過ぎ、伊勢はやっとほのかに色づきだした。
振り返っても、このひと月は多忙を極めた。
<弘前K邸北側外観>
実施設計が続いている。
仙台の住宅…
やっと弘前の住宅も基本設計が纏まり、これより実施設計に入る。
出る機会も多く、四阿の引渡しを経て伊勢へ行き、現場を見てから青森へ。
その間、千葉の計画を書いて先にお送りし、明日からはまた、岩木山の麓に飛石の材料を見に行かねばならない。
<リビングから和室を通し、西の借景を望む>
先日、仙台の実施…
ある別邸の計画が纏まらず、難渋している。
1千坪の既存の日本庭園に嵌め込むのだが、なかなか思うようにいかない。
ホームページを見て依頼してくれた方だが、辛抱強く待ってもらっている。
もうひと息なのだが、できればいい建築になるだろう。
<四阿外観>
いま四阿(あずまや)を作って…
ここ暫く籠もって書いた実施設計が、今朝おわった。
気力は充実しているつもりでも、年ごとに衰える体力の埋め合わせはできない。
先日作った老眼鏡を、掛けて書いた初めての図面だが、これぐらい裸眼で見えたのにと思いながら、机に向かっていた。
<作業場での棟梁らとの打ち合わせ>
おかげ横丁北口棟もきざみ…
これから年末に掛け、目白押しに実施設計に取り組まねばならない。
相変わらず外に出る機会が多く、腰の具合もはかばかしくないのだが、弱音などいっていられない。
体調を整え、精魂を傾けたい。
<全体の佇まいを見る>
小さな仕事だが、第三銀行の依頼でATMコーナーを作った。
家と家の間にひっ…
内部1階は会所として、多勢の集まりに備え、2階に事務機能を集約した。
情報過多の時代、行くところも決めずに旅するひとも希だろうが、旅の最も鮮烈な記憶は、そこでの人との出会いや会話だという。
そんな旅人を迎え、送り出す、暖かい空間にしたいと思った。
<土間とへっつい>
…
例年のごとく、盆中も仕事をしていたが、今年は数日休みを取った。
久し振りの気分転換にと、滅多に運転しない車で富士の麓に行った。
仕事を忘れ、森の緑に囲まれて過ごす数日は格別だった。
それも束の間、明日からいつもの出張が続く。
<建物正面を望む 裏の緑が外宮>
伊勢市観光協会が竣工した。
去…