新年のお慶びを申し上げます。
早々に賀状を頂きまして、改めて厚く御礼申し上げます。
年頭にあたり、今年一年、稔りある歳にと決意を新たにしています。
本年も宜しくお願い申し上げます。
昨日から仕事始めとした。
少しでも休むと、どうしても腰が重くなるが、自分なりにはいいスタートが切れたようだ。しだせば乗ってしまうのだが…
この暮れは殊のほか寒さが堪えていて、特に膝が痛くて仕方がない。
とはいえ、残す日もわずかとなり、年の瀬を迎えた。
各地で仕事納めと忘年会が続いてるが、来週、伊勢で最後の打ち合わせをして戻る予定だ。年の瀬に笑って呑めれば幸せといわねばなるまい。
<東京深川慧然寺 庫裏、書院新築>
今年最大のハプニングは…
ひと月間続いた出張も先日終わり、この数日は机を前にしている。
気づけばすでに11月も終盤で、庭のハナミズキも葉が落ち、早や師走の足音が聞こえる候となった。
伊賀くみひもの続きを。
<正面から外観を望む>
道路から向かって左は、おかげ横丁が出すジャムの店となる。町家の形態でいうと、隣の五…
先日の台風は伊勢でも驚く被害が出た。
幸い事務所は被災を免れたが、居合わせたホテルは翌日も麻痺していた。
自然の威力を目のあたりにすると、改めて人の脆弱さを痛感する。
被災された多くの方に、重ねてお見舞い申し上げたい。
<みせ土間を望む>
伊賀くみひもの続きを。
まず設計として…
随分と更新が滞ってしまった。
各地の現場や、新たな仕事の図面などに加え、今年は地元の自治会長を引き受けたものだから、4月以降、週末の2日間が全て取られていた。
これも今週の体育祭でおよその行事が終わるとあって、胸をなで下ろしている。
<おはらい町通りより建物全景を望む>
竣工してから月日が過…
夏も盛りと毎日暑い日が続く。
今年は全国的に空梅雨だったわりに、局所的な豪雨が多いようだ。
大きな目で見れば、異常気象なんてないと気象庁がいっていたようだが、やはり季節柄が感じられる気候がいい。
<庫裏正面を見る>
ひと月前になるが、東京の慧然寺庫裏の上棟式が行われた。
当日も上…
連日、九州豪雨による被害のニュースが届く。
熊本地震に次いでのこの惨事に言葉も出ない。多くの方の艱難を思うと、我が身の平凡な日常さえも、申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
改めてお見舞い申し上げたい。
<新規計画の敷地一帯>
今年に入って、小田原の仕事に正式に掛かりだした。これまではプ…
梅雨に入ったというのに、一向に雨らしい雨がない。
現場にとっては嬉しいが、季節らしさが少なくなっているのは寂しい。
暫く出張が続いたが、ようやくこの数日、机を前に座っている。
<福聚寺参道から望む>
福島三春の福聚寺も、順調に工事にかかっている。
去る5月に、上棟式が行われた。
以…
アプローチを歩いて、客は店内へと誘われる。
歩かせる空間が欲しいと、はじめに求められていた。そこで、入口に片屋根の腰掛けを設けて溜まりを作り、回り込むようにアプローチする。
アイストップに中敷居窓の明かり障子を入れ、照明を兼ねた。
<格子戸から店内を見る>
腰掛けは、丸太の柱に桁、垂木…
谷川建設の好意もあって、見積りもおよそ望む額で納まり、工事に向けて動き出すこととなった。幸い監督の村上さんが、折しも博多転勤となり、この現場を担ってくれることになった。
かつて熊本での一夕、胸襟を開いて痛飲した仲である。
<アプローチを見る>
棟梁を努めるのが鳥羽さんだ。
精悍で木…
福岡の西中洲で鮨店が完成した。
3月はじめに開店を向かえ、順調な滑り出しを向かえているようだ。
店主は堺さんという、まだ三十代の若者で、誠実な人柄が姿勢から伝わってくる希有な人である。
<みせ入口を見る>
ことの発端は、昨年5月の電話で、内装だけれど引き受けてくれるかというものだっ…
ひと雨ごとに春が近づいてくるのが分かります。
土のにおいや、温気が立ち上るこの空気が、たまらなく躍動感を刺激します。
皆さまお変わりありませんか。
<庭から見る建物全景>
このたび、第23回千葉県建築文化賞に、千葉W別邸としてHPで紹介した「松戸の家」が優秀賞を受賞しました。こうした…
啓蟄も過ぎて、次第に春の陽気が感じられるようになってきた。
何より日射しが春めいてきて、それが肌に伝わってくるのが嬉しい。
それでも、先日盛岡の現場に行ったら凄い雪で、列島も長いものと改めて実感させられた。
<実施設計図面>
新年当初に紹介した「西白山台の家」の実施図面が終わり、一…
山形の住宅の基本設計を上げ、福岡の計画に掛かりだした。昨年の計画に代わっての仕事だけに後へは引けない。相変わらず出張が難点で、夜ひとり、ホテルで図面を前に呻吟する日が多くなった。
各所の現場も本格的に動き出した。
<材料検査>
東京深川の寺院も昨年暮れから工事に掛かりだした。三聖山…
課題だった住宅の実施設計を書き上げ、青森まで材料を見に行ってきた。
年明けから数年ぶりの風邪を引き込んだり、携帯を壊したりと散々だったが、何とか気を取り直し今年も始まった。
<あげ家された庫裏>
福島の三春にある福聚寺の庫裏を進めている。
江戸後期に建てられた茅葺きで、書院を備えた平…
新春のお慶びを申し上げます。
早々に賀状を頂戴し、暖かい言葉や励ましを頂きましたこと、改めて御礼申し上げます。本年もより自らを律し、邁進していこうと思います。
どうぞ相変わりませず宜しくお願いします。
<西白山台の家 外観>
大晦日から家人が急性胃腸炎になり、また昨夜ひとり転移し、散々…
この暮れは殊のほか暖かく、師走気分にはほど遠い。
とはいえ、残す日もわずかとなり、年の瀬を迎えた。
各地で仕事納めと忘年会が続いたが、昨日、東京で最後の締めをして戻ってきた。年の瀬に笑って呑めるほどの幸せはあるまい。
<慧然寺材料木取り>
今年最大のハプニングは、東京深川にある寺院の境…
年の瀬も近づき、日ごとに慌ただしさが募ってきた。
今年は少し早く、昨日で伊勢事務所を締め、埼玉へと戻ってきた。
ただ年内の仕事もまだ山積しており、東北出張の傍ら、ぎりぎりまで仕事漬けとなりそうだ。
<建物全景 茶畑越しに見る>
伊勢、宮川の里「鄙茅」がこのたび、第48回中部建築賞を受賞し…
歳末が近づいておりますが、皆さまお変わりなくお過ごしのことと存じます。
私どもも、年内の仕事が見えてきて、それに向け全力で取り組んでおります。
今年は予想を超えた出来事が続き、些かパニック的な状況になったこともありましたが、何とかこの歳末を迎え、一同心の中でホッとしているところです。
暮らし十職 http://www.ku…
リビングは一転して構造美を求めた空間とした。
屋根裏を大きく開いて架構の梁を見せ、堅牢な木組みそのままを意匠として現した。登梁は赤松、受梁には欅を用いた。受梁の欅は長さが10mとあって探すのに難儀をかけた。
<リビングからダイニング、キッチンを望む>
リビングは全体で30畳強の広さがあり、ダイニン…