木づくり

こんにちは。少し間が空いてしまいました。
実は設計アシスタントの”かりの”が風邪でダウン・・・・。こういう時に限って出張が重なるもので仕事もてんてこ舞い・・・・。一週間ぶりのご無沙汰になってしまいました。
計画過程の報告は、かりのが復活してからのこととして暫しお許しを。
さて、山口邸の工事進捗です。

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地杉の丸太は先日材料検査でご覧いただいたものです。
木の曲がりなりに、このように八角に落として用います。これがリビングの屋根を構成する梁になります。(以前のパース参照)
丸太の元の径寸法で1.65尺(500mm)。節も少なく綺麗な木目が出ました。このように八角に削り仕上げるのも、簡単なようで実は大変な作業。元の丸太の大きさを極力損なうことなく、材木自体を意匠としてもきちんと見せるためには必要な工程です。

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このようにもとの荒木を削って、建築を構成する材料に仕上げるのを「木づくり」と呼びます。丸太だけではなく、平もの(胴差し)をはじめ柱や桁材などの構造材全てにわたって行われる、木造建築ならではの工程です。
今の木造の建物といってもその多くは”大壁工法”といって、柱や桁などの構造材を壁の仕上げでくるんでしまい、建築材料としての”木”が見えてくる部分がホント少ないんです。そういう建物では当然のことこのような”木づくり”は不要、荒木のまま建てられていきます・・・・(・・・ほんとにいいのかな)。
この過程で材料を建築のどの部分に使うかが決められ、その後、設計図の寸法に基づいて材料に「墨付け」が行われていきます。

山口夫妻も同道。初めて間近に見る材料の圧倒的な迫力に
「・・・こんな材料を使っちゃっていいの・・・・・」と、
いたく感激のご様子・・・。
若い大工2人が冬空に、額に汗して一所懸命かんな掛けをしていました。
   (前田)

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この記事へのコメント

マッチャンです
2007年02月11日 13:39
 こちらもご無沙汰しております
風邪は良くなりましたでしょうか・・・

立派な丸太ですね こんな太さの丸太を
使う家はどんななのか 楽しみです
最近世間では耐震偽装のニュースがでて
騒がしておりますが こんな太い丸太を
みると心配はないと思います。

 これから山口家もこれらの木を見ながら
毎日の生活をし、代々繋いでゆくのかと
思うと家が人に与える影響は大きいもの
ですね・・・
かりの
2007年02月19日 13:56
いつもコメントをお寄せくださりありがとうございます。風邪ではなく腸閉塞でしたが、もう大丈夫です。
>木を見ながら毎日の生活をし・・・
本当に羨ましい限りです。立派な木の年輪を眺めながら、山口家の年輪も重ねられていくことと思います。

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